INSIDE GLOW ART / COLUMN
【激変】クルーザーをオールペン!
車屋ですが「これ塗れる?」にNOと言いたくない。
「船って塗れる?」
マリーナでそう聞かれた時、気づいたら「できますよ」と即答していました。
普通、車屋の仕事は工場の中で完結します。でも、うちのスタイルはちょっと違う。「塗るプロ」として頼られたなら、相手が4輪だろうがスクリューだろうが関係ない。今回はそんな、少し「規格外」な現場の話をしようと思います。
▲ マリーナで対面した時の巨大な船体。ツヤはなく、潮風に晒された年記を感じる状態。
工場に入らないなら、マリーナで塗ればいい。
このデカさ、当然うちの塗装ブースには入りません。ならどうするか?
答えはシンプル。道具一式を車に積み込んで、マリーナへ乗り込む。それだけです。
青空の下での塗装は、ハッキリ言って過酷です。風向きひとつでゴミが乗るし、太陽の熱で塗料の乾き方も変わる。でも、そんな「思い通りにいかない現場」ほど、職人の腕が試される。外車修理で培った「極限までゴミを乗せない、ムラを作らない」という神経の使い方が、この広い船体にも活きてくるんです。
LIVE FROM THE MARINA
マリーナの風、太陽の熱。すべてが「敵」であり「味方」。
でも、そこをなんとかするのが職人の意地。「風を読み、気温を読み、塗料の配合をその場で変える」。この瞬発力こそが、僕たちの真骨頂です。正直、体力的にはシビれますが、仕上がった瞬間にオーナー様が驚く顔を想像すると、手が止まらないんですよね。
「何でも塗れる」は、最高の修行。
よく「船も塗れるなら車なんて簡単でしょ?」と言われますが、逆です。船をこれだけのクオリティで仕上げる技術があるからこそ、車の小さな凹みや色合わせが、より精密に、より完璧にこなせるようになる。
車屋の枠に収まりたくない。ただの「部品交換屋」ではなく、「色を操るプロ」であり続けたい。今回のクルーザー全塗装は、そんな僕たちの意地を詰め込んだ仕事になりました。
海面に映り込むほどの「鏡面仕上げ」を目指して
車を塗る機材、車を塗る塗料、そして外車を仕上げる技術。
それを海の上で再現する。この「規格外」な挑戦が、GLOW ARTを強くします。
塗装の悩み、ぶつけてみてください。
船の仕事を探しているわけじゃないんです(笑)。
ただ、「GLOW ARTなら何とかしてくれる」「あそこは他と一味違う」
そう思ってもらえる技術が、ここにはある。それだけが伝われば嬉しいです。
愛車のこだわり、無理難題、いつでもお待ちしています。








